komorebi=木漏れ日は、日本語で、葉枝の間から漏れる日光を意味します。国土の2/3が森林の日本では、森は身近にあり古来より共に生きてきました。森林に降り注ぐ光の情景を切り取った言葉には、peaceful、calm、kindなどの叙情的な印象が含まれています。
また、”no”は日本語でofの代わりになります。
komorebino natural wine barを直訳すると、natural wine bar of komorebiとなります。
komorebi+noにした結果、 binoがイタリア語でワインを示すvinoと似ている発音が含まれている造語komorebinoが出来上がりました。
木漏れ日のナチュラルワインバーが正式名称になります。
- komorebinoのワインリストには、
どんなこだわりがありますか?
komorebinoでは、世界中から厳選したナチュラルワインのみを提供しています。ワインの構成はフランス45%、イタリア25%、日本10%、オーストラリア8%、その他12%になります。多様なワインを揃える理由の一つに、当店のお客様の約80%が京都以外からの来訪者であることがあります。海外から訪れた方々が旅の途中でホームシックを感じた際、馴染みの産地のワインを楽しんでいただくことで、日本人がお茶や味噌汁でホッとするような安心感を提供したいと考えています。
また、ワインリストは日本の二十四節気に基づいて更新しています(二十四節気)。 季節感を大切にする日本文化と、ナチュラルワインの持つ自然な変化とのマリアージュを楽しんでいただきけるよう心がけています。
- komorebinoのロゴがいくつもあるのはなぜ?
(ライノベver.)
店の看板のロゴは、2017年の創業時にオーナーが手書きで描いたものだ。最後の "o" は満月を表している。やわらかな月光が葉枝を通り、店の名前にそっと寄り添っているようだった。
2020年、世界はコロナに飲み込まれた。日本では政府の指示により店の営業が禁じられ、2023年3月までの長い休業を余儀なくされた。重い扉を閉めたまま、ただ時が過ぎるのを待つしかなかった。
ようやく世界が再び開かれ、旅人たちが日本を訪れるようになった。店はゆっくりと活気を取り戻していった。しかし、その矢先、ソムリエの山本に癌が見つかった。奇しくも、その日は彼の第二子が生まれた日でもあった。人生というのは、時にこういう形で妙な均衡を取ろうとするものだ。
店は再び閉まることになった。だが、それで終わりではなかった。何人もの人々が、他に仕事を抱えながらも店を守ろうと手を貸した。遠く離れた世界中の客たちもまた、山本の帰りを待ち続けた。
スタッフは病床の山本を励ますために、新しいロゴを作った。Nはnatural、Wはwineを表し、"komorebino" の文字でやわらかな口をかたどった。その中央には、店の象徴である満月が静かに笑っていた。
1年間の化学療法の末、山本は奇跡的に回復した。そして今、再びカウンターに立っている。ただし、ひとつ気にしていることがあった。髪の毛が抜けてしまったのだ。スタッフたちは、彼が生きて戻ってきたことにただ感動していたが、本人にとっては、見た目もまた重要だった。
そこで、スタッフは 帽子をプレゼントした。ko”more “bino than expected. (more than expecxted.=期待以上)というメッセージを添えて。
治療の効果が予想を超えていたこと、私たちはお客様の期待を超えるサービスを提供するということ、そして、私たちはいつだって想像を超える世界に生きているという意味を込めたのだ。
山本は帽子を手に取ると、しばらくじっと眺めていた。それから、静かにそれをかぶった。
店はまた開いた、月は、変わらずそこにある。
(この文章は事実をchatGPTに「村上春樹風でリライト」と指示をして書かれたものです)